【全国ダブル】第10回SPLオフ準優勝構築 Y式テテフグロス
こんにちは。Yana.です。
今回は8月31日に開催された「第10回SPLオフ」のダブルの部で使用し、予選7-0で1位通過、決勝トーナメント3-1で準優勝した構築を紹介しようと思います。
今回の使用構築
↓
1.構築経緯
①構築の主力となるメガ枠として1番使い慣れているから構築を考え始めました。また同時にの相棒としてずっと一緒に採用していたもこの時点で採用を決めてました。
②構築を作るにあたって構築の苦手な構築にしっかり勝てる構築を作ろうと考えました。
構築が苦手な構築として挙げられるのが以下の3つ。
(1)構築
(2)雨構築
(3)構築
③上記3つの構築に有利に戦えるポケモンとして見つけたのがWCS2018で732さん、みんてぃあさん、凛さんが使用していたとつげきチョッキを持った。チョッキであれば晴れ状態のの炎技、雨状態のの水Z、のヘドロ爆弾などほとんどの特殊攻撃を耐え、反撃することが出来ます。このことから上記3つの構築に強く出れるポケモンとして3体目にチョッキを採用。
④だけではさすがに構築や雨構築の対策としては薄すぎるため、対構築や対雨構築の裏選出のメガ進化を探すことに。構築の裏メガとして採用されるのはかが多いのですがカプ枠がであるためだとタイプバランスが悪い為に
を採用することにしました。
⑤上記の4体では構築や砂パが薄いため、スカーフを持たせたを採用。同時に威嚇枠にもなります。
⑥上記5体ではトリル構築と雨パがまだ薄いため、その要素を補う為に最後の6体目としてを採用しました。
2.個別解説
以下、採用順に解説します。
性格 陽気
持ち物 メガストーン
努力値 108-140-4-0-4-252
調整
B A183のフレアドライブを87.5%の乱数で耐え
D C205 の悪の波動耐え
技
一致技のメインウェポン。
地団駄
やへの攻撃手段として必要な技。
冷凍パンチ
や等を対策するのに必要な技。
守る
基本技。
以前紹介した『最速サンダーグロス』の記事と同じ個体です。がいるため思念の頭突きを採用するのもありですが、地団駄と冷凍パンチの優先度が高く、採用出来ませんでした。構築の主力であるため、よっぽどきつい相手でない限りは選出します。
サンダー
性格 臆病
持ち物 電気Z
努力値 0-0-0-252-4-252
調整
特になし。CSぶっぱ
技
10万ボルト
一致技のメインウェポン。
熱風
やなど草タイプへの打点。
追い風
構築で唯一のS操作技。
守る
S操作技を覚えるため、集中されるので必須。
こちらも以前紹介した『最速サンダーグロス』の記事と同じ個体です。構築で苦手な高耐久の水タイプやに電気Zで強襲していきます。ずっとこの型のを採用していますが本当に強いくて扱いやすいのでお勧めしたい1体です。このポケモンも唯一のS操作枠なのでよっぽど必要でない限りは選出します。
性格 控え目
持ち物 とつげきチョッキ
努力値 148-0-84-252-4-20
調整
HB A-1の無補正のリーフブレードを基にした草Zを75%で耐え
C ぶっぱ
S 準速抜き
技
一致技のメインウェポン。を意識してサイコキネシスではなく、サイコショックに。
第2の一致技のメインウェポン。
を意識して採用。対雨パ要用のポケモンなのでこの技があると対雨パが一気に楽になります。また、構築で苦手な対策になる点もGOOD。
自然の怒り
等高耐久ポケモンを崩すために採用。参考元の構築でめざパ炎なのだが個体がいないため、採用出来ませんでした。しかし代わりに採用した技にしては意外に撃つ機会がありました。技を変えるのであれば前述のめざパ炎かサイドチェンジを意識したマジカルシャイン等が候補に挙がります。
この構築のMVP。とつげきチョッキのおかげで前述の苦手な構築が相手でもしっかり立ち回ることが出来ました。
バンギラス(メガ進化のドッド絵見つからず)
性格 意地っ張り
持ち物 メガストーン
努力値 252-140-0-0-0-116
調整
H ぶっぱ。
B A192のアイアンヘッド耐え
S 追い風時最速ゲッコウガ抜き
いずれも非メガ時
技
岩雪崩
一致技のメインウェポン。対枠であるため欲しいです。
噛み砕く
第2の一致技のメインウェポン。
炎のパンチ
雨パによくいるや対策に。
守る
弱点が多いので欲しいです。
対と対雨パを担当する裏選出のポケモン。持ち物は天候を奪い返すことが出来るようにメガストーン。基本的にと雨パにはを選出しませんがが必要またはを出しにくい場合にはメガ枠を両選出もしくはのみを選出ということもありました。特にの取り巻きはのきついやが多いので選出出来ないことが多々ありました。
ちなみに前述の調整が非メガ時の調整であるのは、過去に非メガで使用していた個体にメガストーンを持たせただけだからです。
性格 控え目
持ち物 こだわりスカーフ
努力値 0-0-4-252-0-252
調整
特になし。CSぶっぱ。
技
大地の力
特殊型の一致技のメインウェポン。
めざめるパワー氷
や等本来打点を持ちづらい相手への有効打。
蜻蛉返り
サイクルを回すための重要な技。
ヘドロ爆弾
構築によくへの対策技。しかし、この技で拘ってしまうことは弱く、打点のあるフェアリーポケモンに耐えられてしまうことがほとんど。対策の岩技の方が良いかもです。
構築や砂パ対策になるポケモン。構築によくいるの並びに対抗できるようにスカーフで採用しました。基本的な使い方は初手蜻蛉返りでサイクルを回し、最後にドドメ役として締めるという使い方です。しかし、この型は耐久が無いので威嚇枠として使うのは難しかったです。
性格 控え目
持ち物 半分回復きのみ
努力値 164-0-132-108-100-0
調整
HB A216のダブルダメージの地震確定3発耐え
C 170-111を冷凍ビームで確定1発
HD C222ギルガルドのシャドーボールを基にしたゴーストZ耐え
S 追い風時の最遅+1
技
大地の力
一致技のメインウェポン。
冷凍ビーム
やへの打点として採用。
地割れ
等の害悪ポケモンへの対策。正直はらだいこの対策にもなるクリアスモッグや耐久ポケモンへの打点となる毒毒の方が良かったと思います。
守る
基本技。
対雨、対トリパ、対策のポケモン。特に対トリパ要因はこのポケモンだけなのでトリパ相手には大事に扱います。また、数の多いにも強いのでミラーマッチのときも積極的に選出していきます。
調整の参考記事
732さん 『【WCS2018】テヒフグロス【WCS2018Day1】』
みんてぃあさん 『【WCS2018】ケントレヒレグロスWCSver.』
メテオールさん
『【全国ダブル】広範囲対応型テテフグロス シーズン5レート2008最終7位』
メテオールさん 『【全国ダブル・WCS2018】環境適応型テテフグロス』
3.選出
選出の一例を紹介します。今回はSPLオフで実際対戦したものだけ。
VS
前or+ 後or+
VS
前or+ 後or+
VS
前+ 後+or
VS
前+ 後oror
VS
前+ 後+
VS
前+ 後oror
VS
前+or 後or+
VS+(高速鋼枠)
前+ 後+
4.不利な構築
自分が使っていて不利だと思った構築は以下の3つです。探せば多分他にもあります。
①+(高速鋼枠)
対雨に選出するポケモンがに弱いのでものすごくきつい。そのため、を外して代わりにスカーフを入れ、上から大地の力で攻撃していくようにします。また、がいないため、相手の水技対策はの呼び水頼りになりますので普段の対雨よりもさらに慎重に扱う必要があります。がチョッキであるための雨時の水Zを耐えるのでを強引に動かすことも必要となります。
SPLオフでの唯一の負けは決勝戦の入りの雨構築。
②
腹太鼓への対策が薄く、またトリパも苦手としているので正直戦いたくないです。の攻撃との電気Zを集中して負荷をかけるかの地割れで一撃必殺を狙うくらいしかないです。の地割れをクリアスモッグにする手もありますがそうすると今度は相手のが辛くなってしまうので新たな問題が発生してしまいます。
SPLオフでマッチングしなかったのが準優勝出来た要因の1つといっても過言ではありません。
③
相手にはを選出したいのですがに強いポケモンが多く、を選出しないと辛い相手。との同時選出かを選出しないことになるので自然とが辛くなります。②の構築よりはまだ戦える相手ですがこの構築も正直戦いたくないです。
この構築もSPLオフではマッチングしなかったので助かりました。
5.最後に
この構築での疑問点(他の構築への選出など)ありましたら@yana_poke186まで連絡をお願いします。(恐らくないだろうけれど)
ここまでご覧いただきありがとうございました!